カマジの引きが好きだかだぁ~!!

鯉太朗

2010年09月29日 22:05

昨夕、PM6:00。

つい最近、釣りを通して知り合いになった 
ホウライS氏 と キノコ君 (木之香集落出身なのでそう呼びます) と共に、
亀津赤灯台ケーソンへと釣行。

あたしの狙いはズバリ、イセエビちゃん。
ついでにブッコミで大物も狙うってな感じ。

が・・・


亀津赤灯、なんにもアタラない

夜遅くまでなんとか粘るも、生命反応全くなす。

で結局、PM11:30頃、心が折れた。   赤灯、しょーもな!!  

「もうええわい」 と寝るしかない。

石鯛竿で遠投60メートル付近にブン投げ、放置プレイをする事に。
 
ダイワシーラインZ40WH遠投のクラッチをフリーに、そしてリールの鳴きバネを入れる。
魚が食って走れば、鳴きバネが知らせてくれるだろう。

星空を眺めつつ、オヤスミなさい Z Z Z z z z 

ようやく深い眠りについたAM12:30頃、強烈な音が静まり返った闇をつんざく。

ヂィィィィィィーーーーー!!

異常なスプールの高速回転を知らせる、まさかの鳴きバネの音。

な な なんじゃい!!  

慌てて飛び起き、シェークスピア石鯛をピトンからはずす。
そしてすかさず、シーラインのクラッチを入れると・・・

その瞬間、衝撃が手元に ドンッ!!

そして石鯛竿の石突が、テコの原理で俺らの タマ〇ン に ゴンッ!!

ウギィィィ~  つ・ぶ・れ・るぅ~   タマ〇ンに ドンゴン!?


暴走系巨大魚の、韓流スター 攻撃・・・ 



とにかく石突きが当たって、股間やら腹が痛い。    
つうか竿をつかんでいると、そのまま暗い海へ飛んで行きそうになる。

針に掛かった魚は、フエダイかタマンぐらいに思ってたものの、
相手はどうやら想像以上のバケモンらしい。

とっさにその場に座り込み、竿の石突を足の裏に当てて強引にファイト。

まずはガチガチに閉めこんでいたドラグを、少しだけ緩める。

すると右へ左へ走る走る。

ケーソンの角に道糸が擦れぬよう慌てて尻っ手ロープを外し、
自分が優位に立てるポイントまでカニ歩きで慎重に移動。

一向に衰えぬ強烈な引きにビビリながらも・・・ 

ATフィールドじぇんくゎい!!  
(なんのこっちゃワカランが、パチンコ台でやってたセリフ)



やがて騒ぎを聞きつけた、ホウライS氏とキノコ君が電灯とギャフを片手に参戦。

数十分後力尽きたのか、ようやく巨魚が水面に姿を現した。

でっけぇ~  
ライトに照らされた大きな魚体は、カマジ(ロウニンアジ)やん。

足場の高いケーソン。 ギャフを掛けても、そのまま抜きあげは無理と判断。

裏の低い階段までなんとか回し、3人がかりでようやく取り込み成功!!   

使徒殲滅!! 任務完遂!!

自分としては驚きの、メーター越え。

(使用タックル)
ロッド・シェークスピア石鯛
リール・ダイワシーライン石鯛40WH遠投
道糸・ダイワアストロン24号
瀬ズレワイヤー・36番
ハリスワイヤー・36×7 
針・がまかつ極太タマン22号




あたくし、カマジは食べないので本当ならリリースしたいところですが・・・
死闘の末にギャフでの取り込みで、カマジはすでに死に体。
放流はあきらめました。



そこからは、あれ程眠たかったのが興奮してしまいオメメぱっちり。

続いて遠投、ブン投げること60メートル地点。
シルユウ (シロダイ)

コヤツ、砂地の小動物をエサにしているらしい。
腹を割くと、砂がたくさん入ってた。
一応高級魚らしいが、身には砂地の泥臭さがあるのでその食味は・・・ちょいと残念


本命のエビちゃんも、小さいながらも一匹。


続けてエビ仕掛けにきたネバリ。


なんちゅうか、日付が変わり潮の流れも変わったのか、釣れる釣れる。


そして夜明け。


俺ら、ショアジギあたらず

日の出と共にキノコ君、アカウルメが入れ食い。
横から水面を覗くと、な な なんと!!  ウメイロが泳いでた

沖には、いつも行く沖堤防が見える。

ケーソンの赤灯台。 向こうに見えるは白灯台。


AM8:00納竿。

港にて検量。
1メーター15センチ    20キロ


あっぱれ!!   でも、ルアーで釣りたかったなぁ。

私をはじめ、親戚縁者でカマジを食べる人がいないので、船頭のサミーさんにお譲り致しました。
(カマジはどうにも不味いのだ)

持ち帰った魚さん。


お魚さん達のお陰で、今日も楽しい宴でございました

そして最後に一言。
カマジの引きが好きだかだぁ~!! になっちまいそうで。


石鯛竿で20キロ級とのやり取りは、さすがにおもろかった。

ほんでアンタ、これで美味しかったら言う事ないんじゃけどのぅ・・・


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