昨夕、PM6:00。
つい最近、釣りを通して知り合いになった
ホウライS氏 と
キノコ君 (木之香集落出身なのでそう呼びます) と共に、
亀津赤灯台ケーソンへと釣行。
あたしの狙いはズバリ、イセエビちゃん。
ついでにブッコミで大物も狙うってな感じ。
が・・・
亀津赤灯、なんにもアタラない
夜遅くまでなんとか粘るも、生命反応全くなす。
で結局、PM11:30頃、心が折れた。 赤灯、しょーもな!!
「もうええわい」 と寝るしかない。
石鯛竿で遠投60メートル付近にブン投げ、放置プレイをする事に。
ダイワシーラインZ40WH遠投のクラッチをフリーに、そしてリールの鳴きバネを入れる。
魚が食って走れば、鳴きバネが知らせてくれるだろう。
星空を眺めつつ、オヤスミなさい Z Z Z z z z
ようやく深い眠りについたAM12:30頃、強烈な音が静まり返った闇をつんざく。
ヂィィィィィィーーーーー!!
異常なスプールの高速回転を知らせる、まさかの鳴きバネの音。
な な なんじゃい!!
慌てて飛び起き、シェークスピア石鯛をピトンからはずす。
そしてすかさず、シーラインのクラッチを入れると・・・
その瞬間、衝撃が手元に
ドンッ!!
そして石鯛竿の石突が、テコの原理で俺らの
タマ〇ン に
ゴンッ!!
ウギィィィ~ つ・ぶ・れ・るぅ~ タマ〇ンに
ドンゴン!?
暴走系巨大魚の、
韓流スター 攻撃・・・
とにかく石突きが当たって、股間やら腹が痛い。
つうか竿をつかんでいると、そのまま暗い海へ飛んで行きそうになる。
針に掛かった魚は、フエダイかタマンぐらいに思ってたものの、
相手はどうやら想像以上のバケモンらしい。
とっさにその場に座り込み、竿の石突を足の裏に当てて強引にファイト。
まずはガチガチに閉めこんでいたドラグを、少しだけ緩める。
すると右へ左へ走る走る。
ケーソンの角に道糸が擦れぬよう慌てて尻っ手ロープを外し、
自分が優位に立てるポイントまでカニ歩きで慎重に移動。
一向に衰えぬ強烈な引きにビビリながらも・・・
ATフィールドじぇんくゎい!!
(なんのこっちゃワカランが、パチンコ台でやってたセリフ)
やがて騒ぎを聞きつけた、ホウライS氏とキノコ君が電灯とギャフを片手に参戦。
数十分後力尽きたのか、ようやく巨魚が水面に姿を現した。
でっけぇ~
ライトに照らされた大きな魚体は、カマジ(ロウニンアジ)やん。
足場の高いケーソン。 ギャフを掛けても、そのまま抜きあげは無理と判断。
裏の低い階段までなんとか回し、3人がかりでようやく取り込み成功!!
使徒殲滅!! 任務完遂!!
自分としては驚きの、メーター越え。
(使用タックル)
ロッド・シェークスピア石鯛
リール・ダイワシーライン石鯛40WH遠投
道糸・ダイワアストロン24号
瀬ズレワイヤー・36番
ハリスワイヤー・36×7
針・がまかつ極太タマン22号
あたくし、カマジは食べないので本当ならリリースしたいところですが・・・
死闘の末にギャフでの取り込みで、カマジはすでに死に体。
放流はあきらめました。
そこからは、あれ程眠たかったのが興奮してしまいオメメぱっちり。
続いて遠投、ブン投げること60メートル地点。
シルユウ (シロダイ)
コヤツ、砂地の小動物をエサにしているらしい。
腹を割くと、砂がたくさん入ってた。
一応高級魚らしいが、身には砂地の泥臭さがあるのでその食味は・・・ちょいと残念
本命のエビちゃんも、小さいながらも一匹。
続けてエビ仕掛けにきたネバリ。
なんちゅうか、日付が変わり潮の流れも変わったのか、釣れる釣れる。
そして夜明け。
俺ら、ショアジギあたらず
日の出と共にキノコ君、アカウルメが入れ食い。
横から水面を覗くと、な な なんと!! ウメイロが泳いでた
沖には、いつも行く沖堤防が見える。
ケーソンの赤灯台。 向こうに見えるは白灯台。
AM8:00納竿。
港にて検量。
1メーター15センチ 20キロ
あっぱれ!! でも、ルアーで釣りたかったなぁ。
私をはじめ、親戚縁者でカマジを食べる人がいないので、船頭のサミーさんにお譲り致しました。
(カマジはどうにも不味いのだ)
持ち帰った魚さん。
お魚さん達のお陰で、今日も楽しい宴でございました
そして最後に一言。
カマジの引きが好きだかだぁ~!! になっちまいそうで。
石鯛竿で20キロ級とのやり取りは、さすがにおもろかった。
ほんでアンタ、これで美味しかったら言う事ないんじゃけどのぅ・・・